授乳中ママの風邪薬は?薬剤師さんの見解&「葛根湯」購入!

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葛根湯

3〜4日前から、うちのママさんが風邪気味になりました〜。熱はないのだけど、咳が良く出ます。本当はお医者さんに行けばいいのだけど、それ程でもない。

それで、市販のお薬で授乳中でも飲めるものを、と思って探して来ました♪

目次

薬局の薬剤師さんに聞いてみました

赤ちゃんが産まれて授乳してると、本当に風邪薬飲めないですよね〜。うちのおとめさんは早2歳半。この時期になって、初めて市販の風邪薬を購入しました!

ネットで検索すると、「パブロン」がいいとか「パイロン」がいいとか色々出て来るので、ふむふむと思ってメモ! でも、「ちゃんとお店の薬剤師さんに聞いてから買おう」という事で、聞いてみました!

オーエスドラッグ

「授乳中だと、赤ちゃんにお薬の成分が母乳を通して行ってしまいます。お医者さんではないので、授乳中の方に紹介できるお薬はありません。」

おー!そういえば、新生児の時にも買いに行って断られた記憶が…!! ネット情報を安易に信じちゃダメなのがよく分かります。お医者さんに行って処方されたものを飲む様に言われました。

ダイコクドラッグ

「漢方薬でよろしければこちらになります〜。」

そう言って案内されたのが、「葛根湯」のコーナー。2件目でありがたくも紹介して下さいました!薬剤師さんの紹介なら安心出来そうです。いろんなメーカーから出てる様ですね。

今回は、並んでる中で一番安かった「イトーの葛根湯エキス顆粒」を選んでみました♪ 満量処方なので、効き目は良いと思います。

センタードラッグ

「普通の風邪薬は、いろいろな成分が入っているので授乳中は使えません。もし使うなら、その間は授乳を控えて下さい。漢方なら、ジンソニンを紹介しています。」

そう言われて、ジンソニンを紹介して下さいました!やっぱり市販の風邪薬はダメで、漢方なら飲めるものがある様ですね。

これが「ジンソニン」ですよ。感冒とせきに効果がある漢方薬です。5歳未満は服用不可なので、授乳中はどうかな〜。少し心配ですね。

イオン内のドラッグコーナー

「授乳中は、基本的に市販の風邪薬は飲めません。飲むなら、授乳を控えて下さい。漢方ですが、葛根湯なら一応飲む事が出来ます。生後3ヶ月から服用できるお薬なので安心です。ただし、基本的に要注意。赤ちゃんの様子に注意しながら服用して下さい。」

とても丁寧な説明を頂きましたよ。

実際におすすめされたのは「クラシエの葛根湯」です!満量ではなく3/4量の処方なので、満量よりも効き目が少し緩やかですね。値段も少し高めでした。

イオン内のドラッグコーナーその2

別のイオンにも行ってみました。「基本的には飲めませんが、飲めるとしたら漢方ですね。葛根湯か小青竜湯がおすすめです。」

うちのママさんが聞いてきてくれましたよ。葛根湯か小青竜湯をおすすめされました!

葛根湯は、上で紹介した「葛根湯エキス顆粒Sクラシエ 30包」をおすすめされました。

小青竜湯はこれをおすすめされましたよ。用量に4歳未満は服用しないとあるので、授乳中は少し心配な漢方薬ですね。

アルカドラッグ

「基本的には全部母乳に出ますので、授乳中のお母さんに紹介できるお薬はありません。風邪をひいているなら、お医者さんに行って処方箋を出してもらった方が確実です。」

笑顔でシンプルに答えて下さいました!やっぱり、こちらでもないそうです。

マツモトキヨシ

「授乳中でも搾乳して頂いて授乳を控えれば何でも飲めます。授乳を続けるのなら葛根湯ですね。風邪の引き始めに丁度良いです。」

とても丁寧な対応で答えて下さいました!マツキヨオリジナルの葛根湯と、カコナールの葛根湯を紹介してくれました。

これが実際におすすめされた、満量処方のカコナール2葛根湯です。満量処方なのでしっかり効くと説明されました!1日2回のタイプ。

こちらも、薬剤師さんが紹介して下さった葛根湯です。マツキヨオリジナルの葛根湯。満量処方ではなく1/2処方で効き目は半分。少し弱めの葛根湯だそうです。

スギ薬局

「基本的には病院に行って処方してもらうのが一番いいです。保育園に通っていて朝と夜だけの授乳なら、4時間経つと薬の成分が母乳から消えるので昼間だけ飲むといいと思います。その方法なら、何でも飲めます。」

これもうちのママさんが聞いて来てくれました!今は2歳半で日中は保育園に行っている状況なので、昼間限定で何でも飲んで良いという事でした。

薬剤師さんの見解まとめ

8件ドラッグストアを回りましたが、授乳継続中で市販の風邪薬を紹介して下さる薬剤師さんは居ませんでした。やっぱり授乳中のママさんは風邪薬を飲めないんですね〜!これが正解なんだと思います。

ただし、8件中5件は漢方薬を紹介して下さいましたよ。効き目は弱いですが、症状が軽ければ役に立ちそうです。また、「授乳を中断したり、服用後授乳までに4時間以上あける事を前提なら何でも飲める」という見解も頂きました!!

そんな訳で、熱が高かったり症状がひどい場合は、必ずお医者さんを受診する様にしましょう。お医者さんなら、授乳中でも飲める処方箋を出してくれますよ。

今回は葛根湯を購入!

今回薬剤師さんに紹介されて購入したのが、「イトーの葛根湯エキス顆粒 21包(7日分)」です!価格は591円でした。満量処方なので効き目はバッチリ!

箱3
箱をよく読むと、何と2歳未満の分量も記載されてます!

箱2
更に注意書きを読むと、「生後3ヶ月未満は服用しない」「2歳未満の乳幼児は医師の診療を優先。やむを得ない場合のみ服用」とありました。

つまり、やむを得ない場合に限りますが、一応生後3ヶ月以降は飲めるお薬なんですね〜。

それなら、万が一母乳を通してお薬の成分が赤ちゃんに行ってしまっても、ある程度安全なんじゃないかな…!?って思いました。

箱1
箱には成分も書いてありましたよ。色々と漢方薬が配合されてる様です。

説明書
添付の説明書。

こちらにも、「生後3ヶ月未満は服用しない。」とありますね。
あと、相談することに「妊婦または妊娠していると思われる人」とあります。妊婦さんは飲まないのが得策でしょう。
「授乳中の人」の記述がこちらにもないので、安心出来ますね。

実際に飲んでみた!

細粒
袋を開けると、こんな粉薬が入ってました!

葛根湯入れたところ
温かいお湯に溶かしてママさんが服用してますよ。こんな色してます〜。漢方独特の香りですね。

成人(15歳以上)で、1回1包、1日3回、食前または食間に服用です。

同時によく休養をとる事で、少しづつ回復してきましたよ。効能・効果に「咳」が入ってないけど、感冒(風邪)全般に効くみたいなので、軽い風邪には丁度良いです。

うちのママさんの感想は、「胸のあたりが暖かくなる様な感じがして良い。」そうで、「風邪の引き始めなら効きそう。」と言ってました♪

実際に、飲んでから2〜3時間は症状が軽くなったので、少し効果がある様です!

満量処方とは

満量処方とは、「日本薬局方葛根湯25g処方より得たエキスを全量(最大量)配合している」ことを意味します。

カコナール2葛根湯の箱に書いてありましたよ。

マツキヨの薬剤師さんも、1/2量処方より満量処方の方が効くと言ってました。満量処方でない葛根湯も発売されていますので、選ぶ時には注意が必要です。

葛根湯の商品名と処方量

  • イトーの葛根湯 満量処方
  • マツキヨオリジナル葛根湯 1/2量
  • カコナール2葛根湯 満量処方
  • クラシエの葛根湯 3/4量

まとめ

そういえば、おとめさんが1歳の頃ママさんが胃腸炎でお医者さんにかかった時は、ツムラの「葛根湯」が処方されました。メーカーは違いますが、葛根湯はお医者さんからの処方実績もあるので、更に安心して飲むことが出来ました!!

ただ、漢方薬なので効き目は弱いでしょうね。気休め程度。本格的に発熱や風邪の症状がある方はお医者さんにかかりましょう!

それと、特に月齢が小さい0歳の赤ちゃん授乳中のお薬の服用は、赤ちゃんの様子に細心の注意を払いましょうね。変化があったら、すぐに服用を中止してお医者さんに相談すると良いと思います。

以上、簡単ですが「授乳中のママさんでも飲める風邪薬」の紹介でした〜! 風邪引いてるママさんは、お大事になさって下さいね。

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