うちのベビーさんが小児喘息になって7ヶ月経ちました。その間、色々あったな〜。どうすればいいのか全然分からない中で、小児喘息の相談窓口がある事を知りました。
今回は、小児喘息の電話相談やパンフレットを配布している「独立行政法人環境再生保全機構」のレビューです!
小児喘息について色々と相談してみたよ!
小児喘息と診断されて間も無く、小児科から「子どものぜん息ハンドブック」という冊子を頂きました。この冊子、喘息の治療について色々と詳しく書かれていて、とっても勉強になります!独立行政法人環境再生保全機構から出てる冊子ですよ。
そして、巻末には電話とメールで相談を行っている旨が書かれていました。
【相談窓口】
外部リンク;独立行政法人環境再生保全機構
外部リンク;環境再生保全機構>ぜん息などの情報館>電話・メール相談
0120-598014
月~土曜日(祝日を除く)10:00~17:00
※詳細は上記の公式サイトを必ずご確認下さい。
1、掃除対策について相談
1回目の電話相談は、掃除対策について聞いてみました♪
ハンドブックに書かれているダニ対応の掃除対策、どこまでやればいいのかな〜って。家具も全て壁から離して家具の裏まで隅々掃除機を毎回かける様な雰囲気だったので…。
大変じゃないかな〜って思って聞いてみあたら、さすがに本棚やタンスの裏まで毎日完璧に掃除する必要はないよ〜って教えて下さいました!!
2、アパートの騒音トラブルで相談
2回目は、喘息対策で畳に敷いていたプレイマットを撤去したら、階下の同棲カップルとトラブルになった時に相談に乗って頂きました!!
この時は本当に追い詰められていたので助かりました。プレイマット敷いたら喘息が悪化するし、撤去したら下からうるさいと苦情を言われる。もう引越ししか選択肢がないんじゃないかと思って…でも引越し出来ない状況で。同じような事で困ってる方も多いんじゃないかな…って思って、電話してみました。
すごく難しい問題みたいで、皆さんそれなりの大きな決断をされてるそうです。結局、細かな対策はコルクマットを敷いてみるとかホームセンターに行ってみるとかネットで調べてみる、な感じの回答を頂けたのみ。うぅ…。でも、すごく親身に相談に乗って下さって、大変救われました。
あの時の相談員さん、ありがとう〜!!
感想
この電話相談、まずフリーダイヤルなのが良いですね!喘息専門なので、比較的繋がりやすいです。
また、相談にのってくれるのは看護師さんなので専門知識を持っていて安心です。内容によっては医師による相談も可能みたいですよ!!
「かかりつけ医の対応が不満で転院したほうがいいのか」とか、「発作の時はどうしたらいいのか」とか、「ステロイドを使い続けて大丈夫か」とか、医療的な立場から専門的なアドバイスを頂けると思います!
電話の他にも、FAXやメールでも受け付けているので、忙しい方にはありがたいですよね。
パンフレットも沢山送ってくれました!
後日環境再生保全機構さんのサイトを確認すると、色々とパンフレットを配布していることを知りました。
外部リンク;環境再生保全機構>パンフレット一覧・申込み
上記のリンクにアクセスすると、喘息やアレルギー関係の資料が沢山!!しかも、個人でも1部から申し込む事が出来ます。
- ポイント
-
- 個人でも1部から申し込み可能
- 送料無料
- パンフレット本体も無料
すごいーーー!!!ありがたいですよね。
そんな訳で、色々と送って頂きましたよ。
- 今回申し込んだもの
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- ぜん息悪化予防のための小児アトピー性皮膚炎ハンドブック
- ぜん息予防のためのよくわかる食物アレルギー対応ガイドブック2014(ガイドブック、93ページ)
- 食物アレルギーの子どものためのレシピ集
- まいにちげんきノート(マイメロディ版)
- JPACぜん息コントロールテストセット(乳幼児6ヶ月~4歳未満用)
- ぜんそく学習帳『めざせ!発作ゼロ』作戦
- すこやかライフNo.48
- ぜんそく予防のために食物アレルギーを正しく知ろう(ミニガイド、12ページ)
この中でとっても役に立っているのが、「まいにちげんきノート」です。
「子どものぜん息ハンドブック」の中には、喘息日記を付けようって書いてあるんですね。でも、この表自分で作るのすごく大変!
最初はママさんが必死に手書きで書いてたのだけど…
じゃーん!!
5冊頂きました!!!
中身はこんな感じ。
今日も付けてます!
これを毎日しっかり付けて、かかりつけ医に見せるのがとっても大事! 最近の様子を分かりやすく簡潔にお伝えする事が出来ます。
本当はお医者さまから頂けるものみたいだけど、先を越してもらったら先生に大変褒められてしまいました(*^○^*)
最近は、努力の甲斐あってだいぶ発作や咳をコントロール出来る様になりました♪
その他にも左に写ってる「ぜん息コントロールテストキット」も役立ってますよ。月に一回自己採点して、今はどの程度の症状なのかを客観的に把握する事が出来ます!12枚入ってるので、これで1年分かな。
右側の「食物アレルギーの子どものためのレシピ集」なんかも美味しそうなレシピが沢山載ってるので、毎日のご飯作りに役立つと思いますよ♪ 喘息対応のお食事にするにはこのレシピ集を参考に作ると良さそうですね!!今度作ってみよう。
関連イベントや講演会など
外部リンク;ぜん息・COPDのプラットフォーム
環境再生保全機構さんでは、その他にも様々なイベントや講演会を実施しています♪ 上記リンクから「イベント」コーナーを見ると、最新のイベント情報が更新されてます。
喘息関係だと、水泳教室とか、勉強会や患者交流会、日帰りやお泊まりのキャンプなど、参加無料のイベントも多数実施しています。小学生対象が多いみたいだけど、開催地域と対象年齢が合えば、活用してみたいですね!
独立行政法人 環境再生保全機構とは
この会社さん、フリーダイヤルで相談に乗ってくれたり豪華なパンフレットや冊子を無料で送ってくれたり、参加無料のイベントやってたり、すごく太っ腹ですよね〜!
独立行政法人って何だろう…って思って調べたら、どうやら国の省庁から独立した法人で、その名の通り行政関連のお仕事する会社の様です。
予算については、担当者さんが教えて下さいました。今回お世話になった予防事業部の場合は、ばい煙(有害な煙)を出してる会社さんと国からの出資で基金(公害健康被害予防基金)を作って、基金の運用益で運営しているそうです。もっと分かりやすく言うと、喘息などを予防するための大きな基金があるって事ですね!本当にありがたい限りです。
また、喘息の他にも、「アスベストによる健康被害の救済」とか「最終処分場維持管理積立金管理業務」とか、公共性がとても高いお仕事をされています。国の行政に関する機関なら、安心して利用する事が出来ますよね。
まとめ
今回は「独立行政法人環境再生保全機構」が行なっている喘息電話相談と、パンフレットについてレビューしました!
小児喘息って本当に対応が大変な病気ですよね。診断を受けてからは、戸惑うことばかりだと思います。
ぜひ、こういった素晴らしい仕組みを積極的に活用して、赤ちゃんや子供の喘息治療に役立てて行きましょう!喘息に関する理解も深まるし、専門家からのアドバイスも頂けるし、良い事ばかりです。
この記事は、環境再生保全機構 予防事業部の担当者さまにリンク報告、内容をチェックして頂きました。