【赤ちゃん】初めての小児科選び 失敗から学んだ3つのポイント

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小児科と赤ちゃんイラスト

赤ちゃんが産まれた!めでたい!!そして、なんだか可愛くてちっさい新たな家族が、産院から退院して家にやってきました。

赤ちゃんをお迎えしてから1ヶ月弱。乳児湿疹が急激に悪化して、近くの小児科を受診する事に。これが大失敗!結局1ヶ月後入院となり、入院先の先生から「ヤブ医者に通わせた」と怒られてしまったのでした。

この記事では、そんな大失敗を犯した私たちが考えた、小児科選びの失敗から学んだ3つのポイントを詳しく紹介します。

目次

ふかふか一家の大失敗

入院
出典;写真AC

ふかふかおとめさんがまだ産まれたばかりの頃。1ヶ月健診を1週間前に迫った時期に乳児湿疹がとっても酷くなってしまいました。

失敗その1 1週間様子を見た

1ヶ月健診までネットの情報を頼りにワセリンで適当に処置して様子を見てしまいました。赤ちゃんって症状の進行がすごく速い!! あっという間に目も当てられない様な酷い状況になったのでした。

失敗その2 タクシー代をケチった

産院まではタクシーで30分。1ヶ月健診は通いましたが、湿疹のために頻繁に通える距離ではありません。いや、でもまだ新生児!タクシー代なんかケチらずに素直に毎週通えば良かったんです。

失敗その3 小児科選びを大失敗して入院

入院
出典;写真AC

タクシー代をケチった私たちは、近所の気軽に通える小児科を探すことにしました。しかし、これが大失敗。

大人の内科も同時に見ている「内科・小児科」を選んでしまったのです。

何がいけないって、新生児は特有の病気や症状があるので、小児科専門医じゃないと誤診するんですね。この時選んだ小児科は、まさにその代表格。

軟膏の塗り方もまともに指示出来ず、1ヶ月通って首の後ろに出来たコブも「分からない」と。ステロイドを処方され、「明日総合病院に行って下さい」の診断。紹介状すら書いてくれませんでした。

それから帰宅して、大きく腫れ上がった「コブ」が破裂。夜間こども急病電話相談に電話して、その指示で総合病院に救急受診しました。

総合病院の先生から、大変怒られました。

何でこんなになるまで放っておいたんだ!ここまで放っておく様な医者はヤブ医者だ!うちならとっくの昔に入院です。もちろん、今回は即入院です。

そう。私たちが選んだ小児科は、即入院の症状を見ても診断出来ず、総合病院の紹介すら出来ないヤブ医者だったのです!!!

総合病院での診断結果は「化膿性リンパ節炎」。乳児湿疹の傷から細菌感染を起こして首のリンパ節に膿が大量に溜まっていたのです。

結局入院は1週間。退院後は、行政の保健師さんから教えていただいた「信頼できる小児科」に通う事になったのでした。

初めての小児科選び 失敗から学んだ3つのポイント

ここからは、実際に初めて小児科を選ぶときのポイントを紹介したいと思います。

1、ネットの評判をチェック

まずは、インターネットを使って小児科の場所や評判をチェックしましょう。

Googleマップでリストアップ&比較検討

小児科の場所は Googleマップが使いやすいですよ。

目的地に移動して、「小児科」と検索すればマップに様々な小児科が出て来ます。県境や、市区町村の境目に住んでいる場合は、隣町の小児科もチェックしましょう。

ただ、グーグルマップの小児科表示は漫然と見ているだけだと、比較が難しいですね。

そこで、気になった小児科をメモ帳などに自分でリストリストアップ(10〜20件程度)するのがおすすめ。口コミ数も記入しましょう。その際、単純に数字だけを見て書かずに、きちんと文章で書かれている口コミを数えるのが大切です。星だけの評価はあまり宛にならないですよ。

メモする中で、その医院の特徴や先生の人柄が分かったりしますよ。気になった特徴も一緒にメモすると良いでしょう。

あとは、口コミ数順で自分なりのランキングを作れば、近くの人気小児科が分かります♪

2019年にお引越しした後、近くの歯医者に安易に通ってしまい、今度はおとめさんの虫歯治療が大失敗。腫れ上がって酷い目にあいました。その時は、上記の方法で腕の良いお医者さんに出会えましたよ。

ウィメンズパークで人気の小児科を探す

ウイメンズパーク
出典;WOMEN’S PARK

ベネッセのウィメンズパークには、小児科の口コミが多数掲載されています。

その中の、「小児科探し」のページに様々な体験談や口コミが載ってます♪

産婦人科探しでお世話になってる方も多いですよね。とっても見やすいサイトです。詳細を見るには無料の会員登録が必要なので、まだの方は会員登録しましょう♪

この中から、レビューや体験談の多い人気の小児科を選ぶ様にしましょう!

私たちは、人気の小児科は混んでるし感染したら大変だからと、レビューが2件しかないお医者さんを選んで大失敗しました。

人気の小児科は混んでますが、多くの赤ちゃんを見ているので経験豊富。信頼の証です。

街の境目に住んでる場合は、隣町の小児科も要チェック!2019年の引っ越しでは、同じ町で人気の小児科は遠過ぎて、歯医者に続いて小児科選びも失敗しました。この時は、隣町の口コミをウィメンズパークで探し直して、やっと腕の良い先生に出会えましたよ。

まずは人気の小児科からスタート。相性が合わない事もあるので、色々試して納得の行くかかりつけ医を探しましょう。

サービス終了のお知らせ

ベネッセのウィメンズパークは、2022年1月31日にサービス終了予定です。2000年から始まったサービスなので、約21年続いているサイトですね。良質な口コミが多くとても役に立つサイトなので、サービス終了はとても残念ですね。

ウィメンズパーク > 【重要】サービス終了のお知らせ

2、小児科専門医を選ぶ

小児科の先生
出典;写真AC

赤ちゃんは特有の症状があって専門医じゃないと診断出来ないケースも多くあります。その点で、通院するお医者さんが小児科専門医である事はとっても大切です。

評判をある程度調べて絞り込んだら、小児科専門医であるかどうか調べましょう。

看板で選ぶ

「小児科」のみを看板に出しているお医者さんは、小児科専門医である可能性が高いですよ。

「内科・小児科」や「呼吸器科・内科・小児科」は専門医ではない事が多いので要注意。

日本小児科学会の認定医検索

日本小児科学会のホームページでは、認定医の名簿が公開されていて、検索出来ます。

都道府県と先生の名前で検索すると出て来ますよ。都道府県だけ指定すると、先生の名前があいうえお順で沢山出て来るので、この中からでも調べられます。

「小児科専門医」は、日本小児科学会が認定している資格。3~5年現場で経験を積んだ上で、試験を受けて合格する事でやっと取得できるのだそうです。

ちなみに、私たちが失敗したヤブ医者は案の定掲載されていませんでした。その後お世話になっているかかりつけ医の先生や、お引越し後のかかりつけ医の先生は掲載されています♪

日本アレルギー学会認定医検索

日本アレルギー学会も専門医を認定しています。

上記から検索できるので、探してみる事をおすすめします♪ 赤ちゃんは何かしらアレルギーを持っていることが多いので、専門医の資格を持った先生なら安心して通院することができますね。

私たちのかかりつけ医も、アレルギー学会認定医です。

3、地元の人に評判を聞く

ママ友
出典;写真AC

地元の人におすすめの小児科を聞いてみましょう。

  • 祖父祖母
  • 親戚
  • 子育て経験がある友人
  • ママ友
  • 子育て経験がある仕事仲間
  • 役所から様子を見にきてくれる保健師さん
  • ボランティアの相談員さん
  • 電話育児相談

土地勘があってその地域に住んでいる方が良いですね。

実家が遠方だったり近くにママ友がいない場合は、生後2ヶ月くらいから保健師さんやボランティアの相談員さんなどが様子を見に来る事があるので、評判を聞いてみましょう。

私たちのかかりつけ医は、生後2ヶ月の時に来て下さった保健師さんからの口コミでした。結果、大正解!

児童館などに行ってママ友が出来る月齢になれば、ママ友に聞くのが1番!みなさん苦労してるので、きっと親身に教えてくれますよ。

様子を見ず速やかに受診しましょう

はやく受診
出典;写真AC

赤ちゃんの病気の進行は大人が考えるよりずっと速いです!様子を見たり、受診を躊躇しないようにしましょう。特に月齢が低い新生児の頃は、体の抵抗力も弱くあっという間に重症化してしまいます。

気になる症状があったら、様子を見ずに速やかに受診するのが一番!

私たちは当初、「お医者さん何て気軽にかかるもんじゃない」と思っていたので、湿疹の症状が出始めてから1週間も様子を見てしまいました。その間に乳児湿疹がすごく悪化して最終的に入院になってしまったのです。

産院に小児科が併設されていれば、産院での受診もおすすめです。出産した病院なら、赤ちゃんのカルテやデータが残ってますので診察がとてもスムーズだと思いますよ。

新生児の医療費は無料

また、日本の新生児の医療費は無料の自治体が多いです。例外も沢山ありますが、月500円までなど安い所が大半。(乳幼児医療費助成制度)

これは、「お金の理由で赤ちゃんが適切な医療を受診出来なくて病気が悪化する」事を防ぐために考えられた社会制度。社会全体で赤ちゃんを守ろうという意気込みが感じられますよね。

大切な赤ちゃんのためにぜひこの制度を活用して、早めに受診する事をおすすめします。普通に病院や産婦人科で出産をして加入申請していれば、もれなく適用されるはずですよ。

その他のポイント

待合室
出典;写真AC

以上、大きなポイントを3つ+α紹介しました。とりあえず、この4つだけは最低限おさえておきましょう。

ここからは、実際に通いだしてからでもチェック出来るポイントを簡単に紹介します。

家から近い

かかりつけ医は家から近いのが一番です。徒歩で通える範囲にあれば最高!そうじゃなくても、自転車や車で気軽に通える所を選ぶのが無難です。

特に月齢が低いうちは、ママ&赤ちゃんだけでベビーカーや抱っこ紐で歩いて通う事も多いと思います。徒歩で行ける所を探しておきましょう。

先生の人柄

これは実際に受診しないと分からない部分ですね。すぐ怒る先生や、こちらの言いたい事をきちんと聞いてくれない先生は、あんまり良いとは言えません。

ただでさえ大変な状況のママ&パパさん。出来るだけ話を聞いてくれて、診断内容も納得できる先生が良いお医者さんです♪

うちのおとめさんは2歳時点でアトピーと小児喘息ですが、長期間根気強く治療して下さいますよ。3歳以降6歳になっても続く便秘治療もこまめに対応して下さいます。毎週通うことになるかもしれないので、出来るだけ自分と相性の良い、気の会う先生を見つけましょう。

いくつか行ってみる

選んだお医者さんがイマイチなら、良い先生に出会うために、評判の良いお医者さんをいくつか受診してみましょう。

急がなくて大丈夫。予防接種で定期的に通いますし、赤ちゃんは様々な病気を経験しながら大きくなるので、受診の機会は多いと思います。

また、今通ってて少しでも気になる所があれば、治療中であっても他を受診してOKです。症状が良くなるまでそこに通い続けなきゃ…って思いがちですが、色々と模索してみましょう。

予約制度があるかどうか

予約できる所は何かと便利ですね。予約制なら待ち時間も少ないと思います。ただ、駆け込みだと予約の患者さんが優先されてすぐに診察してもらえない場合もあるので注意が必要です。

予防接種のスケジュール

予防接種だけの時間を設けて、まとめて実施する医療機関もあります。この方式を取り入れているお医者さんだと、院内感染のリスクが減るのでおすすめです。予防接種だけ受診するのも一手ですよ。

処方箋の薬局が近くにあるか

処方箋薬局が近くにない医療機関って少ないと思いますが、ないと地味に困ります。特に赤ちゃんを連れている場合は身動きが取れないので、近くにあるかチェックしましょう。

駐輪場や駐車場は近いか

併設しているのが一番!

私たちの最初のかかりつけ医は、駅前だったので駐輪場や駐車場が狭くていつも満杯。少し離れた駐輪場に自転車を停めますが、病気の赤ちゃんを抱えて歩くのは結構体力が必要でした。

ある程度広い駐車場や駐輪場を併設していると、とっても助かりますよ。

待合室に別室はあるか

インフルエンザなど感染力の強い病気の子供を隔離するお部屋があると安心です。また、月齢が低い新生児を別室に通してくれるかも重要なポイントになります。

別室があれば院内感染の危険が軽減されますよ。事前のチェックは難しいですが、受診した際の対応や他の患者さんの対応を良く観察すると、何となく分かります。

新型コロナウイルス対応

2020年以降は新型コロナウイルスが流行っているので、その対応も要チェック。

発熱している患者さんと熱のない患者さんで時間帯を分けて診察している所もありますよ。電話での予約時に発熱の有無と時間指定をされるので、何となく分かると思います。

隔離部屋の有無、待合室や診察室の換気、アルコール消毒液設置、抗ウイルス空気清浄機の設置なども合わせてチェックしましょう。

清潔感・スタッフの対応

待合室や診察室の清潔感も要チェック。設備が古くて汚い感じの所は避けましょう。

スタッフの対応もきちんとしているか要チェックです。

おもちゃ、キッズスペースは清潔か

大抵の小児科にはキッズスペースがあると思いますが、病気の子供が遊ぶおもちゃがアルコール消毒などで清潔に保たれているかは院内感染を防ぐ上でとても重要。

見た目で良いので、おもちゃがきれいに保たれているかチェックしましょう。

新型コロナウイルス対応でキッズスペースを閉鎖している小児科も多いですよ。

まとめ

最後に、もう一度大切なポイント3つ+αをおさらいです。

  • ネットの評判をチェック
  • 小児科専門医を選ぶ
  • 地元の人に評判を聞く
  • 赤ちゃんの症状は進行が速い!様子を見ず速やかに受診しましょう

この4つを押さえておけば、とりあえず一番最初の小児科選びで大きな失敗を犯す可能性は低くなると思います。

その後、試行錯誤しながら色々な小児科を受診して、自分にぴったりのお医者さんを探しましょう。

一発で相性ばっちりの小児科に出会えることの方が稀。長くお世話になる所なので、母子ともに信頼の置けるお医者さんを探す事が大切です。

以上、ふかふか一家の失敗談から考えた、初めての小児科選びのポイントでした。

ぜひ参考にして、より良い小児科を探してみてくださいね!

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